2011/08/30

自分で選ぶ

ツイッターやブログや掲示板を見てると、
本当に色々な意見があるなと…みんなも思ってるよね。
特に、原発事故・放射線に関しては
様々な立場での様々な思惑を含め本当にいろんな意見がある。

みんなそれなりに「不安」は間違いなくあると思う。
ただ、それを率直に言えるか言えないかは
言っていいか悪いかの立場と、その人もしくは、その団体の
影響力にも関係するでしょう。

風評被害を問題視するのは、それによって困る人達がいるからであって
困らない人は、「不安」で動いてるだけ。
…立ち位置が違うから、分かり合うのには想像力と努力が必要。

自分の安全や不安と引き換えにする道徳心や正義心や同情心の問題?
 
いや、違うな。〇〇するべきってのは誰にも言えない。
自分が考えて感じたものが、その人の答えで、生きる姿勢。
だから、他人が口出しする問題ではない。

放射線に敏感になりすぎてはいけないと
いろんな人は言うけど、今はまだ答えの出ない不安に対して
責任も取らない人が何を言っても仕方ない。

自分の命は自分で守ろうと思っている人に
敏感になりすぎるのは間違ってるとか、

神経質になりすぎるのはいけないとか
…そんな言葉が届くわけがない。

そんなことは、自分が決めるから、とにかく正しい情報だけください。
みんなそう思ってるんじゃないかな?

だから、
大丈夫という人も、危険だという人も、落ち着けという人も、
頑張れという人も、騒ぐなという人も、逃げろという人も
あーしろこーしろは、まっすぐには届かないと思った方がいい。

みんな正しい情報が欲しいだけ。

今はどのくらいの状況なのか?
放射線はどこにどのくらい降っているのか?
水は空気は食べ物は、どのくらい安全なのか?

言えないなら仕方ないから、でも、嘘はつかないでほしい…
捏造や偽造はしないでほしい…本当のことが言えなくても。

。。。と、ここまでは前置き

こんな状況だから、「これはいいよ!」って思った事は
人に伝えたいという善意の気持ちの人達がいっぱいいると思う。

役に立つことをを提案するのは良いことだ。
でも、選択は相手の問題だから
伝えるだけ伝えたら、後は相手に決めてもらうのが正しい。 

執拗に勧めたり、逆に、「そんなものはダメだ!」と
執拗に否定するのは・・・大きなお世話なのだ。

まだ答えは出ていない。
それぞれの考えと予測に基づいて、

良いと思われることを選択している段階だ。
でも、もうじき、ぼちぼち、答えは出るんだろう。
 

出始めている答えが隠されている場合も、
もしかしたらあるかもしれない。

常に前向きに熱く語る人、斜に構えて批判をしてる人
黙々と信じる事をやってる人、誰かを罵倒して腹を立ててる人
反対意見を論破して意気上げる人、何かや誰かの責任にして非難する人
思惑どおりにさせようと陰で画策する人、 

みんな違って見えても、みんな同じひとつの命を持って生きてる。
だからきっと、答えが出始めた時に…
自分のやってきたことの意味が見えてくる。

どんなに沢山の物を所有していても
たったひとつの命を失えば、その人の世界は消えてしまう。
だから、後悔したくない人は、自分が決めた事を貫けんばいいんだと思う。

誰かのせいにしてるんじゃなくて
今は、自分が決めた道を淡々と歩いていくことが一番の正解
なのかもしれないと思う。

情報はどんどん得たらいい。
でも、決めるのは自分だ。必ず。

 
・・・自分で決めるからこそ、
 
何があっても自分で引き受ける覚悟ができる。
みんな、それぞれ、自分の人生なんだ。