2011/11/21

読んでみる価値あり!『高校生・公益小論文』

発した言葉には、その人の人間性が投影されます。
作為的であれ、無意識であれ、
それはその人自身の何かを表しています。 
その人が何か言う時の言葉や表現の選択に、その人自身が表れます。

と、以前ブログに書きましたが、
このシリーズの本を読んでいると、いつもそれを感じます。

(↑クリックすると、タイトルが見られます)

東北公益文科大学が主催する、
高校生原稿募集「公益のすすめ」をまとめたもので
毎回、テーマにそった手紙とエッセイ・小論文の2部門で
原稿が募集され、全国の高校生から作品が集まります

これまでに、 


といったテーマで、全国の高校生たちが
自分自分の思いを文章にして応募してきました。

年に1回、その中から選ばれた作品がまとめられて出版されています。
2002年からですから、もう10冊にもなるでしょうか。
(ちなみに、今年のテーマは「信頼」でした)

『高校生・公益小論文』と言う言葉で検索すると、
アマゾンなどでも中古で安く購入できると思います

私は自分で体験して良いと思ったことしかお勧めできませんが、
このシリーズは、胸を張って本当にオススメできます

高校生時代を通り過ぎた方々にも、
現役の高校生にも、これから高校生になる子どもたちにも、
読んでいただけたら…とても嬉しいです。

特に、高校生をとっくに通り過ぎた方々(笑)
1冊でも読まれたら、きっと嬉しくなると思います。
(他のテーマのものも読んでみたくなりますよぉ)

こんな高校生たちがこんなに沢山いたら
日本の未来は捨てたもんじゃないぞ、きっと…
って、そんな気持ちになりました(^・^)。

高校生たちも、「テーマ」に沿って書くことが
色々な事を深く考えるきっかけになるし、
今まで気がつかなかった『自分』を見つける事もあるでしょう。

また、自分と同じテーマで、他の同年代の人が
どんな風に考え、どんな風に表現するかもとても良い学びになるかと思います。

このブログを読んでくださっている方の中にも
このコンテストに応募された方がいらっしゃるかも知れませんね(^・^)

いや~、もう、騙されたと思って1冊読んでみてください(笑)

高校生たちの出身高校や学年も書いてあるので
母校の後輩が見つかるかも。

また、中学生には、志望する高校の先輩が書いている文章を
見るっていうのもなかなかない機会です。
そういう楽しみもちょっとだけあります(笑)

でも、とにかく、本当に心が、ほわ~っと温かくなります。
嬉しくなりますし、泣きそうにもなります。
私は何度か涙がこぼれました)

そして・・・誰かにオススメしたくなります(笑)

書いているのは高校生ですから、15歳~18歳の子たちです。
まだまだ、心も頭も充分に柔らかく、繊細です。

文章の中に、心の温まる美しいものがいっぱいキラキラ輝いています。
本当に嬉しくなります。

私は、会った事もないこの高校生たちを、
愛しいなぁ…と感じてしまいました(笑)

私も、自分の心に正直に、そして誰かの心にほんわか届く言葉を
このブログに少しでも書いていけたらと思います。

追記(2011.12.04)

公益シリーズの各タイトル名です。今のところ10冊出版されています。
・たからものから公益へ
 
・約束がつなぐ公益のこころ
 
・公益の扉をひらく私の挑戦
 
・公益をひろげる勇気の詩(うた)
 
・公益の思いを紡ぐメッセージ
 
・公益を育む心の大地
 
・心に架ける公益の虹
 
・輝く制服は個性と公益の結晶
 
・友情は公益の湧く泉
 
・公益の色はどんな色