2012/01/28

免疫システムと乳酸菌


1月27日に書いた記事

やっぱり乳酸菌力(パワー)』
↑ ↑ ↑
(クリックすると記事にとびます)

これに絡んで、
免疫力と乳酸菌の事を検索していて、
いろいろと説明してあるところを見つけました。
㈱明治の『ヨーグルトフォーラム』というサイトです。

『あなたの知らない乳酸菌力(パワー)』
同じ様な内容なのですが(笑)
へろへろっと読んだので、かいつまんでご紹介します。

以下、テキトーにまとめたものです。

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同じ状況に置置かれても、
風邪やインフルエンザに罹る人と罹らない人がいる。

これには体の中の免疫システムが関わっていて、
免疫力が高い人は、寒さにさらされたり、
細菌やウイルスを持っている人に接触しても、
風邪やインフルエンザを撃退してしまえる。
 

「免疫」は、体の中の最大の防御システム
 外から入ってきた細菌やウイルスなど
体にとって悪さを働く『敵』を、
駆除したり対抗したりして、体の健康状態を保つ。

体の中でこの免疫システムが働くことで、
常に病原体などの外敵から体を守ってくれているが…

栄養バランスが崩れた偏った食生活や、
加齢、ストレスから免疫力が低下すると、
風邪などの感染症にかかりやすくなったり
ガンになりやすい体の状況を作ってしまう。
(一般的に小さな子供やお年寄りは免疫力が低い)

免疫は、「自然免疫」と「獲得免疫」に分けられる。

「自然免疫」は免疫システムの最前線。
体に侵入してきたウイルスなどに感染した細胞を
真っ先に攻撃するNK細胞や、貪食細胞(※1)
抗原提示細胞(※2)などからなる。
 
※1細菌やウイルスなどの異物を細胞内に取り込んで処理する細胞。 
※2体内に侵入した病原菌のかけらを示しT細胞を活性化させる細胞。

「獲得免疫」としては
 特定の細菌やウイルスを攻撃する抗体を作り出すB細胞や
その働きを制御するT細胞などが活躍する。


免疫の中でも1番攻撃的で敵に対してよく戦うのが、
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)

NK細胞は他の免疫細胞よりも即戦力として働き、
攻撃的で、ウイルスに感染した細胞など異常のある細胞を
攻撃して破壊するのが特徴。


NK細胞は、「自然免疫」で、
皮膚や粘膜の防御に続く免疫システム。
第一の防御網をくぐり抜けて、体の中へと侵入してきた
ウイルスに感染した細胞を見つけるやいなや、
NK細胞が徹底的にそれを攻撃して破壊。 

NK細胞は、感染症などを防ぐ最前線の部隊。

NK細胞が果敢に戦ってくれるうちは、
ささいな感染が大事に至らなくて済む。

つまり、
NK細胞の働きが強くなると、
感染症などの疾病を未然に防ぐことができるようになる。

細菌は体に細胞を持っており、自己増殖する。
ウイルスは遺伝情報で、他の細胞に入り込み増える。

細菌は毒素を出して細胞を外側から攻撃するが、
ウイルスは細胞の中に入り込み内側から攻撃。
 
血液などの体液に侵入した細菌であれば
「体液性免疫」が対処し、抗体によって攻撃。

細胞に取り付いたウイルスであれば
「細胞性免疫」が対処し、キラーT細胞が感染した細胞を破壊。

自然界にはたくさんの細菌がいる。
空気中にも、海中にも、私達の体にも…
あらゆるところで生きている。

細菌の中には、いろいろな働きをするものがある。
中でも、ヨーグルトなどを作る「乳酸菌」は、
ヒトにとって最も身近で有用な働きをする細菌。
 
乳酸菌とは
生育に必要なエネルギーを得るために
ブドウ糖や乳糖など糖類(炭水化物)を分解して
乳酸を作り出す細菌の総称。
数多くの種類が知られていて、
菌によって棲んでいるところが違う。
 
ヒトの体内に棲んでいるのは、
各種のビフィズス菌、アシドフィルス菌で、
これらは有能な働きをするため「善玉菌」といわれる。 

ヨーグルトを作る乳酸菌 
乳酸菌が糖から乳酸を作ることを「乳酸発酵」という。
乳酸菌は、乳酸発酵によって
ヨーグルトをはじめとする発酵食品を作るが、
食品によって使われる乳酸菌の種類が決まっている。

乳酸菌には、
ヨーグルトの保存性を高めるという働きがある。
酸が作られるため、ヨーグルトが酸性になり、 
腐敗菌や病原菌が増えるのを防ぐ。
(元の食品よりも長持ちするのはこのため)
 
また、乳酸発酵により消化・吸収されやすい形に変わる。
牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロするという人も、
ヨーグルトなら食べられるというのも、こういった特性による。
 
乳酸発酵は、
古くからさまざまな食品に利用されてきた。
現在では乳酸菌自体から整腸作用に効く薬品なども作られている。

私たちが食べたものは胃や腸で消化され、
残りは尿や便となって排泄される。
 

その糞便には、健康な成人の便1グラムあたり、
3000~5000億個もの細菌が入っている。
(便の半分くらいは細菌ということになる)
 
これらの細菌の大半は、腸の中に住んでいる。
その腸内の細菌の数はさらに膨大で、
200~300種類ぐらいの細菌がつねに100兆個も住みついている。
 
大腸菌やビフィズス菌も、こうした腸内細菌の一つ。
 

これらの細菌は、
体調や健康状態と密接な関わりを持ち、
菌の種類によってさまざまな働きをもち、
ヒトの健康に影響を及ぼす。

腸内にいる「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」

善玉菌
消化吸収を助けたり、
病気に対する抵抗力を付ける働きをする「有用菌」
ビフィズス菌/アシドフィルス菌/ガセリ菌など
オリゴ糖、牛乳やヨーグルトの乳糖などを利用して仲間を増やす。

悪玉菌
炎症を起こしたり、
発がん性のある物質を作る「有害菌」
大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌などの腐敗菌
タンパク質が大好きな細菌で、
タンパク質を分解してさまざまな有害物質を作り出しながら増殖。

日和見菌
とくに良い働きもしないが、悪い働きもしない細菌。
善玉菌が多い時はおとなしく、
悪玉菌が増えると有害な作用を及ぼすことがある。
これらの腸内菌が群がって
腸内で形成する細菌の集合体を「腸内菌叢(きんそう)」
または「腸内フローラ」という。
この腸内菌叢のバランスを整えてくれるのが乳酸菌。

善玉菌が多い元気な腸
・腸のぜん動運動が活発
・腸壁から水分がよく吸収され、便通がラク
・悪玉菌や病原菌が抑えられ、健康維持

悪玉菌が多い汚れた腸
・腸のぜん動運動が不活発抑制
・便通が悪く、悪玉菌が繁殖しやすい
・日和見菌も有害物質を作る
・腸が腐敗し、病原菌に感染しやすくなる

ヨーグルトの乳酸菌が、善玉菌の増殖を助ける
ビフィズス菌などの善玉菌が作りだす乳酸や酢酸などの有機酸は、
悪玉菌の増殖を抑えて腸内腐敗を防いだり、
腸管を刺激して腸のぜん動運動を活発にしたりする。

ヨーグルトに含まれる乳糖が
善玉菌の栄養源となってその増殖を助ける。
これらの作用により、腸内のバランスが改善される。

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・・・と、いうことでヽ(^o^)丿

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、

腸内の善玉菌が増殖する手伝いをしている!

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